菊池寛実記念 智美術館

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畠山耕治   青銅を鋳る

9月17日(土)~
12月11日(日)

Koji Hatakeyama ― Founding Worlds of Bronze
17 September - 11 December,2022

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畠山耕治(1956~)は鋳物の歴史を持つ富山県高岡市を拠点に、青銅を素材とした鋳金による制作を追求してきました。鋳金とは溶解した金属を型に流し込んで成形する技法で、鋳金で出来上がったものを鋳物といいます。 畠山の作品は抑制の効いた造形と即興的で臨場感のある表情に特徴があります。箱状の形態をはじめ、直線とわずかな曲線で構成されるその制作には畠山の造形感覚が表れ、シンプルな形状であるからこそ、「青銅の存在そのものを鋳込む」という作家の意志が示されます。そして、様々な薬品や熱などで金属に化学変化を起こす着色の工程によって、色彩と質感を創出し、青銅の造形に命を吹き込むのです。 畠山は素材や技法の特性と創意を一体に青銅の素材感を作品に現わしますが、着色技術の習熟にともない色彩の幅が広がると、その表情は多彩になっていきます。これは青銅という素材に対する理解の深まりによるもので、独自の鋳金制作を模索し、打ち立てようとする作家の姿が窺えます。
本展では、鋳金の可能性とともに独自性、自立性の確立を求める畠山の制作を初期から新作まで70余点でご紹介します。

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    《白銅の箱(A Small, Little Thing)》1999年
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    《十の面》2007年
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    《十二の面》2017年

展覧会概要

会期
2022年9月17日(土)~ 12月11日(日)
休館日
月曜日(ただし9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)
開館時間
11:00~18:00 ※入館は17:30までになります
観覧料
一般1100円、大学生800円、小・中・高生500円
※未就学児は無料
※障害者手帳ご提示の方(介護者の必要な方は1名迄)は通常観覧料の半額となります。
※リピート割引:会期中2回目以降ご鑑賞の方は半券のご提示で300円割引いたします。
(他の割引と併用はできません。)
主催
公益財団法人 菊池美術財団、日本経済新聞社